2008年03月26日

ポストマン

ポストマン“思いは、届く。”
春の訪れとともに、長嶋一茂が運ぶ幸せの手紙―。

太平洋に面し、豊かな自然も美しい千葉県房総町。人々の穏やかな暮らしを、高台にある灯台がそっと見守っている。そんな街を愛する海江田龍兵(長嶋一茂)は郵便局員。未だにバタンコ(郵便配達用の赤い自転車)での配達にこだわる龍兵の誇りは、人々の手紙を迅速且つ正確に届ける事。その実直な姿は、同僚に信頼され、街の人々に愛されている。今日も龍兵のバタンコが、街を疾走する―。
龍兵は、中学3年生の娘 あゆみ(北乃きい)と小学3年生の息子 鉄兵(小川光樹)との3人暮らし。妻 泉(大塚寧々)は2年前に他界している。ある日、あゆみは進学の志望校を龍兵に伝える。しかし、その高校に入学するためには、寮生活を送らなければならない。龍兵は、「家族はひとつ屋根の下で暮らすべき!」と即却下。困ったあゆみは、担任代理の塚原奈桜子(原沙知絵)に相談するが・・・。
手紙に込められた想いを、ポストマンが繋いで行く―。

いわゆるひとつの・・・一茂速!!あのバタンコを、あの速度で走らせる脚力は尋常ではないです。(笑)『高原へいらっしゃい』(2003年 TBS)など、多くのTVドラマを手掛けた今井和久の映画初監督作品。脚本は、『北斗の拳』シリーズ(2006年〜 東宝)も手掛ける鴨義信。この辺りの良いところが、この作品に存分に反映されたといったところでしょうか。製作総指揮も務めた長嶋一茂は、『ミスター・ルーキー』(2002年 東宝)以来となる主演映画。美しい風景、人々の繋がり、そしてこの愚直なまでに実直な龍兵が良い!まあ、現実突破の部分もありますが、そこはご愛嬌。特に上手いというわけでは無い一茂の演技ですが、好感を持てるのは主人公同様の実直さでしょうか。心地よい感動を頂きました。手紙どころか、文字も書く事が少なくなったこのご時勢。手紙が伝える想い温かさを見直してみるのも良いかもしれませんね。(^−^)
ポストマン 家族の繋がりは?
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: ザナドゥー
スタッフ: 監督: 今井和久
製作総指揮: 長嶋一茂
脚本: 鴨義信
プロデューサー: 元木ひとみ / 秋山純 / 伊藤正昭
撮影: 木村弘一
照明: 村澤浩一
美術: 北谷岳之
録音: 畦本真司
編集: 清水正彦
音楽: 中村幸代 / 森下滋
主題歌: 小松優一
キャスト 長嶋一茂
北乃きい
原沙知絵
田山涼成
菊池隆則
遠藤久美子
渡邊邦門
佐野夏芽
小川光樹
前田耕陽
大塚寧々
木梨憲武
古手川祐子
犬塚弘
谷啓
竹中直人
野際陽子


posted by 神之峰 風斎 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

犬と私の10の約束

犬と私の10の約束“ソックス、私のそばにいてくれて、ありがとう。”
1990年代後半からインターネットの普及と共に広まった作者不詳の短編詩『犬の10戒』を題材に描いた、一匹のゴールデン・レトリバーと少女のかけがえのない10年間を本木克英監督で映画化。

これは、斉藤あかり(田中麗奈)と、彼女を見守るように生きたソックスとの10年間の物語。
北海道 函館で暮らす14歳のあかり(福田麻由子)は、父 祐市(豊川悦司)と母 芙美子(高島礼子)の愛に包まれ、幸せな時を送っていた。唯一不満があるとすれば、優秀な大学病院の医師として仕事に追われる父と、共に過ごす時間が少ない事。
ある日突然、家族の生活に変化が訪れる。いつも明るく元気な母親が、病に倒れたのだ。入院した母の事を父は大丈夫と言うが、あかりは心配を募らせる。そんなあかりのもとに、1匹の子犬が現れた。子犬と共に母を見舞ったあかりは、子犬を飼う事を伝える。片足だけ白い靴下を履いたようなゴールデン・レトリーバー子犬を見た母は、“ソックス”と名づけた。そして、人が犬と過ごすための“10の約束を教える。それは、犬から飼い主への願い。あかりは、ソックスと10の約束をした―。

特別ではない、ごく普通な少女の成長と、それを見守り続けた犬の物語。タイトルから察するよりは、人間本意な作りでしょうか?まあ、重箱の隅をつつきたい向きにはツッコミどころもありましょうが、そんな無粋な話はどうでも良い。素直に良かった!見終えた子供たちの反応が、何よりそれを物語っています。
ところで、あかり役の田中麗奈と父 祐市役の豊川悦司・・・何処かで見た組み合わせでは?何やらイメージがダブりそうな心配もしたのですが、まあ割と良い感じの親子でした。(笑)少女時代のあかり役を務めた福田麻由子好演。最近は活躍目覚しく、将来が楽しみな逸材ですね。
日頃より、動物と子供は反則だろ!などと思わずでもないのですが、やはり嫌いではないのだよねぇ・・・!(^▽^ゞ
犬と私の10の約束 ソックスとの出会い
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: 松竹
スタッフ: 監督: 本木克英
原作・脚本: 澤本嘉光 / 川口晴
撮影: 藤澤順一
音楽: チョ・ソンウ
主題歌: BoA
キャスト 田中麗奈
加瀬亮
福田麻由子
池脇千鶴
ピエール瀧
笹野高史
高島礼子
豊川悦司



posted by 神之峰 風斎 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(5) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

魔法にかけられて


“それは、ディズニー史上最もアリエナイ魔法。”
意地悪な女王の魔法にかけられて、異世界へと飛ばされたディズニー・プリンセス。迷い込んだ先は・・・現代のニューヨークぅ!?

動物と共に暮らす美しい娘 ジゼル。魔法の王国 アンダレーシアの森に住む彼女は、“運命の人”と出会い、“真実の愛のキス”を交わす事を夢見ていた。
ある日、怪物 トロールに襲われたジゼルの前に、お城に住むエドワード王子が現れる。王子に助けられた彼女は、一目で恋に落ち、甘く歌い合う。二人は、結婚を約束する。しかし、その様子を魔法の鏡から窺う怪しい目。その目は、王子の継母 ナリッサ女王。
翌日、美しいウェディング・ドレスに包まれたジゼルは、結婚式を挙げるべく、愛するエドワード王子の待つお城へ。しかし、そこに現れた怪しげな老婆に、彼女は魔法の井戸に突き落とされてしまう。老婆の正体は、エドワード王子とジゼルの結婚によって、王座を失う事を恐れたナリッサ女王であった。
井戸に落ちたジゼル(エイミー・アダムス)―。と、その姿は・・・実写ぁ!?差し込む光に導かれ、そっと扉を開くと・・・何と、そこは現代のニューヨーク!!

数々の名作を生んだディズニー・アニメのプリンセスを、おとぎ話の常識が通じない現代社会に連れ出したセルフ・パロディ。おとぎ話から抜け出てきたプリンセス ジゼルを、エイミー・アダムスがリアル(!?)に好演。(笑)まあ正直、強いて観たいジャンルでは無かったのですがね。企画自体は、ちょっと面白いかなと・・・。実際、付き合いで観てみると、割りと楽しめてしまいました。おとぎ話と現実のギャップを、軽く皮肉を交えながら描いている辺りは、何気な笑い。まあ、ディズニー作品だけに、話に毒は無いですが、定番の毒りんごは有ります。(^▽^)
魔法にかけられて
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
配給: ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ・ジャパン
スタッフ: 監督: ケヴィン・リマ
製作: バリー・ソネンフェルド / バリー・ジョセフソン
脚本: ビル・ケリー
撮影: ドン・バージェス
音楽: アラン・メンケン / スティーヴン・シュワルツ
キャスト エイミー・アダムス
パトリック・デンプシー
スーザン・サランドン
ジェームズ・マースデン
レイチェル・カヴィ
ティモシー・スポール




posted by 神之峰 風斎 at 03:18| Comment(0) | TrackBack(9) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

明日への遺言

明日への遺言“愛する人へ
 遺したいものがある”
小泉堯史監督、 藤田まこと主演。
誇り高く生き抜いた一人の男と、それを見守る家族との深い絆と愛の実話―。

第二次世界大戦の後、1948年(昭和23年)3月。元東海軍司令官 岡田資中将(藤田まこと)は、戦争犯罪における指揮官(B級戦犯)としてスガモ・プリズン(巣鴨拘置所)に収容されていた。岡田中将とその部下たちの問われた罪状は、名古屋空襲時に捕らえられた米軍機搭乗員を、正式な裁判を行うことなく処刑したというもの。戦勝国アメリカの手により、横浜地方裁判所を使用し裁判が行われた。この裁判を法による戦い“法戦”とした岡田中将は、己の信念を貫き、戦い抜く。そして、そんな彼の姿を、妻 温子(富司純子)と家族たちは誇りを持って見守り続けた。やがて、その堂々たる主張と、全ての責任を一身に背負おうとする潔さは、敵味方を問わず人々を感嘆させて行く―。
大岡昇平原作の『』を、小泉堯史監督が15年の構想を経て映画化。

エンターテイメント的な作品で無いし、万人受けするものではあるまい。しかし、岡田資の生き方は、天晴れ武士の鏡!実に美しい。人として、斯く有りたき物。様々な物が溢れ、見掛けばかりは豊かな現代。岡田資の遺した心を受け止め、真に美しき世の中を築いて行きたい物です。・・・戦争は悲しいねぇ・・・。(゜-゜)
明日への遺言 岡田資の遺したかった物は?
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: アスミック・エース
スタッフ: 監督・脚本: 小泉堯史
プロデューサー: 原正人
原作: 大岡昇平
脚本: ロジャー・パルバース
撮影: 上田正治 / 北澤弘之
照明: 山川英明
美術: 酒井賢
ナレーション: 竹野内豊
キャスト 藤田まこと
富司純子
ロバート・レッサー
フレッド・マックイーン
リチャード・ニール
西村雅彦
蒼井優
田中好子


posted by 神之峰 風斎 at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月10日

ジャンパー

ジャンパー “行き先、無制限。”
スティーヴン・グールド原作の人気SF小説を、『Mr.&Mrs.スミス』(2005年 米)のダグ・リーマン監督で映画化。

米国ミシガン州アナーバーに住むデヴィット・ライス(マックス・シエリオット)は15歳。ごく普通な高校生活を送っていた彼は、ある日密かに思いを寄せるミリー(アンナソフィア・ロブ)にクリスマス・プレゼントを贈る。しかし、プレゼントは同級生 マークの嫌がらせにより、凍結した川面に投げ込まれてしまう。取り戻そうと、そっと氷の上踏み出すデヴィット。何とかプレゼントに辿り着き、拾い上げたその刹那、足元の氷が割れ、その身体は水中に没してしまう。川に流され、氷の下に閉じ込められたデヴィット。次第に意識が遠ざかり、死を感じた瞬間、彼は見慣れた図書館へと瞬間移動―“ジャンプ”していた―。
母 メアリー(ダイアン・レイン)は、デヴィットが5歳の時に失踪。それ以来続いていた父 ウィリアム(マイケル・ルーカー)との生活も、既に行き詰まっていた。自分の中に眠っていた能力を自覚したデヴィットは、自由を手に入れたと感じる。ニューヨークへとジャンプした彼は、銀行の金庫室から大金を拝借し、自由で気ままな生活を始める。
時は過ぎ、デヴィット(ヘイデン・クリステンセン )23歳。ニューヨークのペントハウスに居を構えた彼は、今日も世界各地にジャンプし、自由で優雅な生活を送っていた。心に孤独を抱えながら・・・。しかし、そんな自由を阻む者 ローランド(サミュエル・L・ジャクソン)が突如現れる。彼は、古代よりジャンパーを狩り続けて来た“パラディン”のエージェントだった。
不意の闘い巻き込まれて行くデヴィット。彼の運命は果たして・・・!?

アナキンvsマスター・ウィンドゥ、因縁の対決!?ローランドのあの武器は、てっきり紫色の刀身が現れるかと・・・。(笑)ヘイデン・クリステンセンと『スター・ウォーズ』シリーズ以来の共演を、サミュエル・L・ジャクソンも楽しみにして挑んだ撮影だったそうですが、それぞれの役どころはまずまずの良い感じ。“瞬間移動”というSF映画には珍しくも無い題材を、どう描くのかとかと観てみましたが、スタイリッシュでスピーディーな展開、瞬間移動の映像表現なかなかの物。東京の映像も少々登場したりします。しかし、全体的な掘り下げが足りぬ感が・・・と思ったら、3部作狙い?『ジャンパー』よ、おまえもかぁ!?(爆)まあ、そう聞けば、そんな作りで納得できぬでも・・・!?兎にも角にも、3部作などと観客を待たせるからには、より楽しめる作品を期待させて頂くと致しますかぁ!(^▽^)
ジャンパー  パラディンとの死闘の行方は?
製作年: 2008年
製作国: アメリカ
配給: 20世紀フォックス映画
スタッフ: 監督: ダグ・リーマン
製作・脚本: サイモン・キンバーグ
製作: ルーカス・フォスター
原作: スティーヴン・グールド
キャスト ヘイデン・クリステンセン
レイチェル・ビルソン
サミュエル・L・ジャクソン
ジェイミー・ベル
ダイアン・レイン


posted by 神之峰 風斎 at 02:34| Comment(0) | TrackBack(8) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月05日

ライラの冒険 黄金の羅針盤


“その針は教えてくれる。”
世界中でベストセラーとなったフィリップ・プルマンの名作児童文学を、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(米 2001〜2003年)のニューラインシネマが映画化。

英国オックスフォードの街並み―。しかし、そこはこの世界とは似て非なるパラレルワールド。その世界では、人の魂は肉体の外にあり、動物の姿を成した守護精霊 ダイモンとして、一生を寄り添って過ごす。
ライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、おてんばな12歳の少女。幼くして両親を亡くしたライラは、叔父で探検家のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)によって、オックスフォード大学ジョーダン学寮に預けられ育てられていた。今日もライラは、そのダイモンであるパンタライモンと共に、親友ロジャー(ベン・ウォーカー)と駆け回る。
その頃、街では子供たちの連続誘拐事件が起こっていた。人さらいの“ゴブラー”が、北へとさらって行くとの噂だ。ライラとロジャーは、お互い何れかがさらわれたなら、必ず救い出すと堅く誓い合う。そんなある日、学寮を上流社会の権力者 コールター婦人(ニコール・キッドマン)が訪れる。コールター婦人の冒険の話に惹かれたライラは、彼女の誘いに従い、共に旅に出る事を決意する。旅立ちの朝、学寮長(ジャック・シェパード)はライラに、密かにある物を託す。それは、黄金に輝く羅針盤―。
ライラの運命の旅が、今始まる―。

シリーズ3部作の第1作。候補者1万人以上の中から選ばれたダコタ・ブルー・リチャーズに加え、『007 カジノ・ロワイヤル』(米、英 2006年)のダニエル・クレイグエヴァ・グリーン他、ニコール・キッドマン などの出演陣。日本語吹き替えには、ライラとパンタライモンに、西内まりや成海璃子と注目の若手を起用した他、緒方拳山口智子等も出演。この辺りは実に興味を惹いたのですが、物語の方は、別に・・・という感じでした。(笑)しかし、期待もせずに“付き合い”で観てみたら、意外に楽しめてしまった・・・!RPGに在りがちな物とは違う世界観、それぞれのキャラクターの味わいが良いのかもしれませんね。今後の物語の展開を期待させる物があります。まあ今作の記憶が薄れる前に、次回作の公開となって頂ければ幸いですな。(^.^)
ライラの冒険 黄金の羅針盤
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
配給: ギャガ・コミュニケーションズ / 松竹
スタッフ: 監督・脚本: クリス・ワイツ
原作: フィリップ・プルマン
撮影: ヘンリー・ブラハム
音楽: アレクサンドル・デプラ
キャスト ダコタ・ブルー・リチャーズ
ニコール・キッドマン
ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
サム・エリオット


posted by 神之峰 風斎 at 03:08| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月28日

エリザベス:ゴールデン・エイジ

エリザベス:ゴールデン・エイジ“敵は、外にも中にも―
 そして私の心にも。”
前作『エリザベス』(1998年 英)から9年。 ケイト・ブランシェットがエリザベス黄金時代を魅せる―。

1585年イギリス―。エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)はプロテスタントの女王としてイングランドを統治していた。しかし、反するカトリック勢力である、国内の半数を占める民、スコットランド女王メアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)、そしてスペイン王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)の存在が、日々その治世を脅かしていた。魑魅魍魎渦巻く政情を、エリザベスは知性と策略で切り抜け、その側近フランシス・ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)のスパイ組織が陰謀の種を摘み取って行く。エリザベスにとって、唯一安らげるのは、侍女であるベス(アビー・コーニッシュ)との他愛の無い一時くらいであった。そんな中、新世界からウォルター・ローリー(クライヴ・オーウェン)が帰還する。ウォルターの豊かな教養と冒険への渇望の中に、エリザベスは、自分には無い自由の翼を見る。“ヴァージン・クイーン”の誓いを立てたエリザベスだが、ウォルターに惹かれる心は、やがて・・・。

日本では、羽柴秀吉が関白となり、豊臣の治世となった時代。欧州では、スペインが“無敵艦隊”を武器に世界最強を誇り、宗教が政治の中心にあった頃の物語。前作から9年の時は、ケイト・ブランシェットを、黄金時代のエリザベスを演じるのに相応しく成長させた様に思う。女王として、女性としての、知性、威厳、そしてその内面の葛藤を、見事に演じている。まあ、50代を演じるには、流石にちょっとまだ若いですがね!(笑)アカデミー賞で“衣装デザイン賞”を受賞した、絢爛豪華な衣装の数々。なかでも、甲冑姿は凛々しく美しい!また何年かの時を経て、エリザベスの最後を描く、3作目も観てみたい気がします。“ヴァージン・クイーン”エリザベスと、それを取り巻く世の中を描いた歴史絵巻。世界史の1ページに、こんなところから親しんでみるのも良いかもしれませんね。(^.^)
エリザベス:ゴールデン・エイジ 甲冑を身にまとい・・・
製作年: 2007年
製作国: イギリス
配給: 東宝東和
スタッフ: 監督: シェカール・カプール
脚本: ウィリアム・ニコルソン
脚本・製作総指揮: マイケル・ハースト
製作総指揮: デブラ・ヘイワード / ライザ・チェイシン
編集: ジル・ビルコック
衣装デザイン: アレクサンドラ・バーン
撮影監督: レミ・アデファラシン
キャスト ケイト・ブランシェット
ジェフリー・ラッシュ
クライヴ・オーウェン
リス・エヴァンス
ジョルディ・モリャ
アビー・コーニッシュ
サマンサ・モートン
エディ・レッドメイン
トム・ホランダー
アダム・ゴドリー


posted by 神之峰 風斎 at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月26日

浅野忠信残念! 第80回米アカデミー賞

一時は開催も危ぶまれた米アカデミー賞。24日(日本時間25日)、ロサンゼルスのコダックシアターにて、授賞式が無事行われた。

主演男優賞は、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイルイスですかぁ。『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』のジョニー・デップは、またもや受賞ならず。残念!主演女優賞の方は、『エディット・ピアフ 愛の讃歌』のマリオン・コティヤール。う〜ん、何れも日本ではあまり知名度の無い方々ですねぇ。まあ、機会があれば各作品をチェックしてみますかねぇ。
モンゴル外国語映画賞部門のカザフスタン出品作『モンゴル』(セルゲイ・ボドロフ監督)は、惜しくも受賞ならず。浅野忠信を主演に迎え、日本では2008年4月5日公開のこの作品。カザフスタン、ロシア、ドイツ、モンゴルの4か国による合作で、なかなか力の入った作品のようなので、個人的には期待したいと思います。(^.^)

【第80回アカデミー賞受賞結果】
[作品賞]
『ノーカントリー』
[監督賞]
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン (『ノーカントリー』)
[主演男優賞]
ダニエル・デイ・ルイス (『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』)
[主演女優賞)
マリオン・コティヤール (『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』)
[助演男優賞]
ハビエル・バルデム (『ノーカントリー』)
[助演女優賞]
ティルダ・スウィントン (『フィクサー』)
[オリジナル脚本賞]
『JUNO/ジュノ』
[脚色賞]
『ノーカントリー』
[長編アニメーション賞]
『レミーのおいしいレストラン』
[外国語映画賞]
『ヒトラーの贋札』 (ドイツ=オーストリア/ステファン・ルツォヴィッキー)
[美術賞]
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
[長編ドキュメンタリー賞]
『「闇」へ』
[撮影賞]
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
[衣装デザイン賞]
『エリザベス:ゴールデン・エイジ』
[短編ドキュメンタリー賞]
“Freeheld”
[編集賞]
『ボーン・アルティメイタム』
[メイクアップ賞]
『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
[音楽賞]
『つぐない』
[歌曲賞]
『ONCE ダブリンの街角で』“Falling Slowly”
[短編アニメーション賞]
“Peter & the Wolf”
[短編実写賞]
“Le Mozart des Pickpockets”
[音響効果賞]
『ボーン・アルティメイタム』
[録音賞]
『ボーン・アルティメイタム』
[視覚効果賞]
『ライラの冒険 黄金の羅針盤』

posted by 神之峰 風斎 at 02:55| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月23日

妻夫木聡が直江兼続役! 2008年大河ドラマ『天地人』

直江兼続所用甲冑謙信に学び、秀吉に愛され、家康を恐れさせた男―。
火坂雅志原作、2008年大河ドラマ『天地人』。主人公 直江兼続役を妻夫木聡(27)が演ず。

上杉謙信の下、景勝と共に“義”を学んだ兼続。豊臣の時代には、秀吉から“天下を任せるに足る男”と自らの配下に乞われ、豊臣の姓も授けられた。秀吉死後には、関が原の合戦を呼んだとされる“直江状”を家康に送った人物としても知られる。戦国の世にあって、甲冑の前立に“愛”(愛染明王もしくは愛宕権現からという説)に字を掲げ、生涯義を貫き、愛に生きた。また、上杉家が米沢三十万石へ減封となった際の改革は、後の上杉鷹山も手本としたとされる。

上杉家の武将が好きで、上越市や米沢市を訪れる事しばしば。『天地人』の大河ドラマ化に期待しておりましたが、妻夫木聡主演ですかぁ・・・良いかも!身長176cm程あったとされる兼続ですから、ちょっと小柄かなとは思いますが、誠実な感じは合っているように思いますね。期待しています!
8月に撮影開始ですかぁ。来年の放送までには、まだずいぶんと時間がありますねぇ・・・取り敢えず、原作読んでみるかぁ!(^▽^)

posted by 神之峰 風斎 at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月19日

母べえ

母べえ “あなたがいたから、すべてを愛せる。”
黒澤明監督のスクリプター野上照代。彼女の幼少時代の思い出を綴った『父へのレクイエム』(現在『母べえ』に改題)を、山田洋次監督、吉永小百合主演で映画化―。

昭和15年(1940年)、東京―。世の中が太平洋戦争への気運を高める中、野上家は、慎ましくも明るく前向きな生活を営んでいた。ドイツ文学者の父 滋(坂東三津五郎)、母 佳代(吉永小百合)、そして初子(志田未来)、照美( 佐藤未来)の姉妹。家族は、お互いに“べえ”を付けて呼び合う、仲睦まじい家族である。今晩も、笑いが溢れる明るい食卓。しかし、翌早朝、事態は一変する。滋が、反戦を唱えたという罪で、治安維持法違反で検挙されたのだ。苦難を迎えた家族のもとに、滋の教え子で、出版社に勤める山崎徹(浅野忠信)が訪れる。不器用ながらも優しい山崎の存在は、家族に忘れかけていた笑顔を取り戻す。山崎、そして親類、近所の人々に支えられながら、家族は、力強く生き抜いて行こうとする。父 滋の帰る日を待ちながら・・・。

反戦映画と言うよりは、時代を伝えた映画と言ったところでしょうか。山田洋次らしい、優しく暖かいタッチで描かれています。時代の流れに翻弄され、周りの良い人たちが戦争へ向かう様を喜ぶ姿は、何気に怖い。その一方で、貧しい時代ながら、現代人が忘れかけている家族の、心の豊かさにホッとし、感動致しました。吉永小百合が、若い娘2人の母親役というのは、年齢的に如何な物か・・・と、観る前は思ったのですが、何の、立派に“母べえ”でした。まあ、良い歳の重ね方をしていらっしゃるのでしょうねぇ。いつまでも、品良く美しい方です。どうもタイトルとダブる笑福亭鶴瓶も、出番は多くないものの、結構良い味出していましたぁ!(笑)ベルリン国際映画祭では受賞を逃しましたが、良い作品を観たと感じられる作品でした。
(^◇^)
母べえ 最後の晩餐
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: 松竹
スタッフ: 監督: 山田洋次
プロデューサー: 深澤宏 / 矢島孝
原作: 野上照代
脚本: 山田洋次 / 平松恵美子
音楽: 冨田勲
キャスト 吉永小百合
坂東三津五郎
志田未来
佐藤未来
浅野忠信
檀れい
笹野高史
でんでん
神戸浩
近藤公園
茅島成美
中村梅之助
松田洋治
赤塚真人
吹越満
左時枝
鈴木瑞穂
戸田恵子
大滝秀治
笑福亭鶴瓶


posted by 神之峰 風斎 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。