2008年02月19日

母べえ

母べえ “あなたがいたから、すべてを愛せる。”
黒澤明監督のスクリプター野上照代。彼女の幼少時代の思い出を綴った『父へのレクイエム』(現在『母べえ』に改題)を、山田洋次監督、吉永小百合主演で映画化―。

昭和15年(1940年)、東京―。世の中が太平洋戦争への気運を高める中、野上家は、慎ましくも明るく前向きな生活を営んでいた。ドイツ文学者の父 滋(坂東三津五郎)、母 佳代(吉永小百合)、そして初子(志田未来)、照美( 佐藤未来)の姉妹。家族は、お互いに“べえ”を付けて呼び合う、仲睦まじい家族である。今晩も、笑いが溢れる明るい食卓。しかし、翌早朝、事態は一変する。滋が、反戦を唱えたという罪で、治安維持法違反で検挙されたのだ。苦難を迎えた家族のもとに、滋の教え子で、出版社に勤める山崎徹(浅野忠信)が訪れる。不器用ながらも優しい山崎の存在は、家族に忘れかけていた笑顔を取り戻す。山崎、そして親類、近所の人々に支えられながら、家族は、力強く生き抜いて行こうとする。父 滋の帰る日を待ちながら・・・。

反戦映画と言うよりは、時代を伝えた映画と言ったところでしょうか。山田洋次らしい、優しく暖かいタッチで描かれています。時代の流れに翻弄され、周りの良い人たちが戦争へ向かう様を喜ぶ姿は、何気に怖い。その一方で、貧しい時代ながら、現代人が忘れかけている家族の、心の豊かさにホッとし、感動致しました。吉永小百合が、若い娘2人の母親役というのは、年齢的に如何な物か・・・と、観る前は思ったのですが、何の、立派に“母べえ”でした。まあ、良い歳の重ね方をしていらっしゃるのでしょうねぇ。いつまでも、品良く美しい方です。どうもタイトルとダブる笑福亭鶴瓶も、出番は多くないものの、結構良い味出していましたぁ!(笑)ベルリン国際映画祭では受賞を逃しましたが、良い作品を観たと感じられる作品でした。
(^◇^)
母べえ 最後の晩餐
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: 松竹
スタッフ: 監督: 山田洋次
プロデューサー: 深澤宏 / 矢島孝
原作: 野上照代
脚本: 山田洋次 / 平松恵美子
音楽: 冨田勲
キャスト 吉永小百合
坂東三津五郎
志田未来
佐藤未来
浅野忠信
檀れい
笹野高史
でんでん
神戸浩
近藤公園
茅島成美
中村梅之助
松田洋治
赤塚真人
吹越満
左時枝
鈴木瑞穂
戸田恵子
大滝秀治
笑福亭鶴瓶


posted by 神之峰 風斎 at 01:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/84721152

この記事へのトラックバック

母べえ(かあべえ)
Excerpt: 山田洋次監督。吉永小百合。浅野忠信。檀れい。坂東三津五郎。笑福亭鶴瓶。志田未来。
Weblog: たかお=うどイズム
Tracked: 2008-02-20 00:21