『海猿』シリーズの羽住英一郎監督が送る、雪山のエンターテェイメント―。
北アルプス 辺志ヶ岳の麓 桃山町―。町の人々は、山向こうの黒菱リゾートに奪われた客足を取り戻そうと、日々頭を悩ませている。そんな桃山町の町営スキー場のゲレンデを、縦横無尽に滑走する3匹の“雪猿”―。それぞれ訳アリの3人組み、城山銀(瑛太)、小鳩祐治(玉山鉄二)、神沼次郎(青山崇高)等は、“雪山の何でも屋”を名乗るが、そのやりたい放題ぶりは町の人々のもうひとつの悩みの種。今日もその迷惑を省みず、持ち前のバカっぷりで存分に暴れまわる―。
ある日の白馬桃山駅―。慣れない手つきでスキーを持った女性 綾瀬七海(田中麗奈)が訪れる。七海は、桃山町待望の客。町おこし企画“雪上結婚式”の花嫁第1号なのだ。この企画に申し込んだスキー好きの婚約者が仕事で遅れるため、一足早くやってきたのだという。“雪の教会”に案内された七海は、その美しさに感動の表情を浮かべる。しかし、七海はゲレンデに立つのも初めてという、まったくのスキー初心者であった。練習しようと訪れたゲレンデで、コースアウトして途方に暮れる七海の前に現れた銀。商売として有料で救い上げた銀に、七海はコーチを依頼する―。
それぞれの人々が背負った過去。今、偶然の出会いが、運命を変える―。
“No guts, No glory. Go for it!”(根性無しに、栄光無し。行ってみろ!)
挑戦をテーマに作られたという作品。羽住監督をはじめ、瑛太、田中麗奈他、出演者はほとんどスキー初心者からのスタートだったという。しかしながら、実際に本人たちが滑っているであろうシーンを観るとなかなか見事な物!まずは感服致しました。勿論、難しいシーンはプロの手による物でしょうが、それを活かしたハリウッドの撮影技術(スパイダーカム)も見どころのひとつ。そして、何と言っても雄大な雪山の景色は素晴らしい!長野県 白馬村を中心に、北海道 ニセコ町やカナダで撮影された美しい映像は、とても気持ち良く、心洗われる思い。物語全体は、然程新しさは感じないものの、普通に良く、バカ3人組(笑)をはじめとするキャラがとても良く、十分に楽しませてくれました。まあ、“海猿”の次に位置付けるには少々毛色が違う気もしますが、爽やかな気分で観終われた作品です。
最近は、スキー人口がずいぶん減ったとの事。アジア5つの国と地域からオファーが来ているというこの映画。かつての『私をスキーに連れてって』(1987年)のようなブームを呼び込めると良いですね。(^o^)
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: 東宝
スタッフ: 監督: 羽住英一郎
製作: 亀山千広 / 阿部秀司
脚本: 坂東賢治
キャスト 瑛太
田中麗奈
玉山鉄二
青木崇高
佐藤江梨子
杉本哲太
國村隼
他
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