信長の血を継ぎ、秀吉に深く愛され、家康を最も恐れさせた女―茶々。
井上靖原作の『淀どの日記』を、元宝塚宙組のトップスター 和央ようか主演、橋本一監督で映画化。
燃え盛る大阪城。その天守閣に凛として立つ一人の女―。
浅井の三姉妹―茶々(和央ようか)、はつ(富田靖子)、小督(寺島しのぶ)は、戦国の覇王 織田信長(松方弘樹)の妹 お市(原田美枝子)と浅野長政との間に生まれ、幸せな時を過ごしていた。しかし天正元年(1573年)、長政は信長に叛き、小谷城にて攻め滅ぼされる。お市と三姉妹は織田家に引き取られるが、天正10年(1582年)の本能寺の変で信長が斃れると、織田家重臣 柴田勝家を頼り、越前 北ノ庄城に身を寄せる。ところが、勝家と対立を深める羽柴秀吉(渡部篤郎)は、天正11年(1583年)これを攻め、北ノ庄城は落城する。再び味わう落城―三姉妹に生きる事を命じたお市は、勝家と共に自刃。三姉妹は秀吉に囚われる。やがて、小督は尾張の小大名 佐治与九郎もとへ、はつは京極高次のもつへ嫁がされ去っていく。一人残された茶々。そんな茶々のもとへ、秀吉の奥向きの事を束ねる大蔵卿の局(高島礼子)が訪れ、驚くべき事を告げる。関白太政大臣 豊臣秀吉の世継ぎを生む事―。
茶々と、そして浅井三姉妹の女の戦いが始まる―。
宝塚を退団後、映画初出演にして主演を張った和央ようか。その立ち居振る舞いは凛として美しく、甲冑姿は流石に格好良い!でもまあ、女優としてはまだ若い・・・かなぁ。もう少し“女役”に慣れてから演じたら、どんな風であったかと思わずでも無い。(笑)周りを固める出演陣は流石の演技力。歴史描写は大まかなれど、合戦シーンの迫力を出す事には努力が見え、大阪城に見立てるため、約1億円かけて改修した伏見桃山城は見物。
豊臣を滅ぼした悪女としてではなく、時代に翻弄されながらも、ひたすら己の信念を生きた女性の物語。(^^)
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: 東映
スタッフ: 監督: 橋本一
原作: 井上靖
脚本: 高田宏治
キャスト 和央ようか
富田靖子
寺島しのぶ
渡部篤郎
高島礼子
余貴美子
原田美枝子
中村獅童
松方弘樹
他
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