愛する人を守るため、男は吹雪の北アルプスに命を懸けた―。
原作は『メルトダウン』(第1回小説現代推理新人賞受賞)や『イントゥルーダー』(第16回サントリーミステリー大賞 読者賞受賞)で注目され、元日本原子力研究所研究員でもある高嶋哲夫の同名小説。『フライ,ダディ,フライ』の成島出を監督に迎えての映画化。
戦場の町―。西崎優二(大沢たかお)は世界の戦場を駆け巡り、その生と死の現実をファインダーに収め続けていた。無慈悲に放たれた砲弾、消え逝く小さな命・・・。
数年の時がたち、西崎は厳冬の北アルプスにいた。彼は妻 志津子(相築あきこ)を喪い、一人息子 優(佐原弘起)は義理の妹で雑誌記者の有沢慶子(竹内結子)に引き取られていた。慶子は、妻の病にも気付かず、一人心を閉ざし山へと籠もった西崎を許せずにいた・・・。
突如鳴り響く轟音、赤い閃光が夜空を駆け抜ける。西崎は思わずシャッターを切る。
同じ頃、内閣総理大臣 渡良瀬隆文(藤竜也)に重大な情報がもたらされる。米軍戦略爆撃機“ミッドナイト イーグル”、北アルプスに墜落。そこに搭載されているのは・・・。自衛隊の特別部隊が急遽編成され、機体回収へと向かう。しかし、そこに待ち受けるは―。
一方、高校の山岳部後輩で新聞記者の落合信一郎(玉木宏)は、西崎の情報に強い関心を示す。そして、気の進まぬ西崎を無理やり引き込み、北アルプスへと向かう。が・・・そこは白銀の戦場―。
その頃、落合から送られた西崎の写真の謎を追う慶子も、北アルプスで起こる恐るべき事態の真相へ近づいて行く・・・。
日本滅亡へのカウントダウン。愛する人は守られるのか・・・!?
上映時間2時間11分―。それ程長くは感じなかったな。まあツッコミ所はある。しかし製作人、役者陣が一体となってリアリティを追求する意欲が随処に感じられ、なかなかの好感触。もう少し深く描いて欲しかった部分もあるが、ま〜あ諸事情もあるでようしねぇ!(笑)“邦画史上最大スケール”・・・それはどうか分からぬが、十分に楽しめた一作。(^^)b
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: 松竹
スタッフ: 監督: 成島出
原作: 高嶋哲夫
脚本: 長谷川康夫 / 飯田健三郎
音楽: 小林武史
キャスト 大沢たかお
竹内結子
玉木宏
吉田栄作
袴田吉彦
大森南朋
石黒賢
藤竜也
他
【映画の最新記事】


