2008年06月26日

築地魚河岸三代目

築地魚河岸三代目 ここには、
忘れていた
大切なものがある

築地を舞台にした小学館“ビックコミック”連載の人気作品『築地魚河岸三代目』を、松竹の新シリーズとして堂々映画化!

都内の総合商社に勤めるエリートサラリーマンの赤木旬太郎(大沢たかお)。30代半ばにして人事課長に抜擢された彼は、恋人である装飾デザイナーの鏑木明日香(田中麗奈)との婚約も視野に、全ては順調なはずだった。しかし、突如大規模なリストラの指揮を任され、しかもその中には恩人である元上司 金谷(大杉漣)の名前も・・・。思い悩んでいた旬太郎は、早朝の街を自転車で駆け抜ける明日香を見掛け、思わず後を追った。辿り着いた先は、日本の台所“築地”東京中央卸売市場―。
明日香は、築地魚河岸仲卸の名店 魚辰のひとり娘であった。父である二代目 鏑木徳三郎(伊藤四郎)が腰痛の手術のため入院し、本職の傍ら、実家の店を手伝っていたのだ。多忙で寝る間も無い明日香の身を案じた旬太郎は、押し掛けで魚辰の手伝いに入る。しかし、そこは旬太郎の生きて来た世界とは別世界。悪戦苦闘しながらも、築地の人々の人情と心意気に触れた旬太郎は、次第に自分自身が忘れていた何かを見つけ出してゆく・・・。やがて旬太郎は、人生の一大決心をする―。

ことさら壮大なテーマが在るわけではなく、築地に生きる人々と、そこに飛び込んだ男を描いた人情喜劇。でもまあ、この手の物語、嫌いじゃない。(笑)シリーズ化との事ですが、大沢たかお演じる三代目こと旬太郎、寅さんやハマちゃんのように国民に愛されるキャラとなって行くと良いですね。田中麗奈ほか、伊原剛志伊東四朗など、なかなか粒揃いのキャストですし、今後に期待してみたいです。
とはいえ、ハマちゃんスーさんのコンビには、まだまだ頑張ってもらいたい!(^◇^)
築地魚河岸三代目  旬太郎の決意!
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: 松竹
スタッフ: 監督: 松原信吾
原作: はしもとみつお / 鍋島雅治
脚本: 安倍照雄 / 成島出
撮影: 長沼六男
編集: 石島一秀
音楽: 本多俊之
キャスト 大沢たかお
田中麗奈
伊原剛志
森口瑤子
柄本明
伊東四朗



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2008年06月17日

ザ・マジックアワー

      太陽が消えてから、
周囲が暗くなるまでのほんの僅かな時間、
     それがマジックアワーだ。
ザ・マジックアワー
鬼才 三谷幸喜が描く、観た事も無い怒濤のエンターテインメント!

港町 守加護。備後登(妻夫木聡)は、街のホテルの一室で高千穂マリ(深津絵里)との時を過ごしていた。と、突如そこにギャングの一団が現れ、2人は連れ去られてしまう。2人が連れて行かれたのは、街を牛耳る暗黒街のボス 天塩幸之助(西田敏行)の下・・・その手下である備後は、ボスの愛人であるマリを寝取ってしまったのだ。人生最大のピンチ!命と代償として残された、たった1つの道は、5日以内に伝説の殺し屋“デラ富樫”を連れてくる事―。
ボスに誓いを立て、取り敢えず解放された備後は、自らが任されているクラブ 赤い靴に戻る。早速、事の次第を従業員の鹿間夏子(綾瀬はるか)とバーテンダーの鹿間隆(伊吹吾郎)に相談するも、デラ探しの当ては無し。窮した備後は、無名の役者をデラに仕立て上げる苦肉の策を案じる。かくして、映画監督を装った備後によって、映画の撮影と思い込んだ三流役者 村田大樹(佐藤浩市)が、守加護の街へとやって来た―。
様々な思惑が交錯し、舞台は思いも寄らぬ展開へ―。

何処を切っても三谷幸喜。三谷ワールド全開です!やりすぎ?とも思える程の突っ走りぶりですが、監督が作り上げた祭りの舞台を役者たちも存分に楽しんでいる感が十分に伝わり、観る側としても楽しくなる映画。みんな映画が好きなんですね。(笑)村田大樹を演じる佐藤浩市良いね。実力のある役者が、ここまでコメディに徹しられたら、もぉ〜笑わずにはいられません!(爆)その他の物語の主要どころを彩る役者たちも勿論良いですが、いたるところに出現する主役級のチョイ役がこれまたまた豪華。これも監督の人徳でしょうか?あちらこちらに鏤められた、三谷幸喜ならではの“お遊び”もまた心憎いところですね。
大の大人の御伽噺堪能致しました。(^▽^)b
ザ・マジックアワー ほんの僅かな時間・・・
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: 東宝
スタッフ: 監督・脚本: 三谷幸喜
撮影: 山本英夫
美術: 種田陽平
プロデューサー: 重岡由美子 / 前田久閑 / 和田倉和利
エグゼクティブプロデューサー: 石原隆
製作: 亀山千広 / 島谷能成
編集: 上野聡一
音楽: 荻野清子
衣装デザイン: 宇都宮いく子
照明: 小野晃
装飾: 田中宏
録音: 瀬川徹夫
助監督: 片島章三
キャスト 佐藤浩市
妻夫木聡
深津絵里
綾瀬はるか
小日向文世
戸田恵子
寺島進
西田敏行
戸田恵子
伊吹吾郎
浅野和之
市村萬次郎
柳澤愼一
香川照之
甲本雅裕
近藤芳正
梶原善
阿南健治
榎木兵衛
堀部圭亮
山本耕史
市川亀治郎
市川崑
中井貴一
鈴木京香
谷原章介
寺脇康文
天海祐希
唐沢寿明



posted by 神之峰 風斎 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月10日

山桜

山桜幸せへのまわり道―
風雪に耐えて咲く山桜の下
  男はひたむきに正義を貫き、
 女は熱い思いを胸に秘めた。

藤沢周平の短編小説『山桜』を、『地下鉄(メトロ)に乗って』(2006年 ギャガ・コミュニケーションズ、松竹)の篠原哲雄監督が映画化。

江戸時代後期、海坂の春―。
温かな花曇りの中、叔母の墓参りを終えた野江(田中麗奈)は、ふと足の向いた野道で、枝いっぱいに花を付けた見事な山桜に出逢う。美しさに惹かれ、野江が思わず手を伸ばすも枝に届かずにいると、不意に背後から男の声が響く。「手折ってしんぜよう。」折った桜の一枝を、すっと差し出したのは長身の武士であった。武士の名は手塚弥一郎(東山紀之)。去水流という剣の使い手で、野江が縁談を申し込まれるも、会う事無く断ってしまった相手であった。「今は、お幸せでござろうな。」弥一郎の深く問うような視線に戸惑いを覚えながらも、野江は「・・・はい。」と一言答えた。「さようか。案じておったが、それは何より。」と、安堵の微笑みを浮かべると、弥一郎は遠ざかっていった。
野江の結婚生活は不運な物であった。最初の嫁入りは、二年目で夫に先立たれ、実家に戻された。そして再嫁した磯村家は、武士でありながら金貸しを営み、一家して蓄財に励むような家であった。野江に対しては出戻りの嫁と蔑み、冷たい壁を感じずにはいられずにいた。しかし、弥一郎との偶然の出逢いで得た、“私の事を気遣ってくれている人がいる。”との思いに励まされ、野江は磯村の家ともう一度やり直そうとの思いを抱くのであった。
それから半年程の月日がたったある日、城から帰宅した夫の言葉に、野江は顔から血がひく思いをする事となる。手塚弥一郎が、城中においての藩の重臣 諏訪平右衛門を斬ったのであった―。

藤沢周平の短編集『時雨みち』の中の『山桜』を、間延びさせる事無く忠実に、役者の演技風景魅せた映画。余分な説明めいた物など無く、藤沢文学の世界にじっくりと浸れた田中麗奈の時代劇挑戦はどうなん?と思いましたが、これがなかなかの物。辛い日々に耐え、として生きる野江を好演しています。己のを貫く、弥一郎を演じた、東山紀之立ち居振る舞いも美しく見事。それぞれの母親役をはじめ、脇を固めた役者陣も物語に奥行きを持たせています。そして、時間をかけて撮ったであろう四季の映像も美しく、見どころで在ると共に、物語の一翼を担っています。
冬の風雪に耐え、新たなるの訪れを告げる桜の花・・・実に重畳。(^^)b
山桜 幸せへのまわり道―
製作年: 2008年
製作国: 日本
配給: 東京テアトル
スタッフ: 監督: 篠原哲雄
原作: 藤沢周平
脚本: 飯田健三郎 / 長谷川康夫
撮影: 喜久村徳章
美術: 金田克美
主題歌: 一青窈
キャスト 田中麗奈
東山紀之
篠田三郎
檀ふみ
村井国夫
富司純子


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2008年06月06日

僕の彼女はサイボーグ

僕の彼女はサイボーグその涙、その微笑み、
 その勇気は・・・
愛なのか、プログラムなのか。

韓国映画『猟奇的な彼女』(2001年 アミューズ・ピクチャーズ)のクァク・ジェヨン監督の日本映画初監督作。綾瀬はるか×小出恵介で描く、時空を超えたピュア・ラブストーリー。

20歳の誕生日を迎えた、大学生のジロー(小出恵介)。祝ってくれる者も無く、自分自身へのプレゼントを買うべくデパートを訪れたジローの前に、少し焦げた見慣れないボディースーツに身を包んだ、魅力的な“彼女”が現れる。彼女は、売り場で見繕った服にさっさと着替えると、料金を払うことも無くデパートから出て行くのであった。そして、レストランでひとり食事をするジローの前に再び現れた彼女は、自分も今日が誕生日だと明かす。彼女の織り成す強引な流れに、期せずして誕生日を共に過ごす事となったジローは、これまでの人生に無い珠玉の時を過ごす。ジローの心は、彼女に惹かれて行く。1日の終わり、気になる言葉を残した彼女は、そのままジローの前から姿を消してしまう―。
1年の後、仄かな期待を胸に、ひとりレストランで誕生日の時を過ごすジロー。そこに“彼女”は現れた。しかし、誕生日を祝ってくれる彼女は、何処か変。ジローが不思議に思っていると、突然、店内に居た男が銃を乱射する。彼女はジローを守ると、瞬時に男を撃退してしまう。彼女は、ジローを守るために、未来のジローが送り込んだサイボーグであった―。
ジローと“彼女”、人間とサイボーグ、摩訶不思議な共同生活が始まった―。

エキセントリックな“彼女”を描くのがお得意のクァク・ジェヨン監督。今度の“彼女”は、未来から使命を帯びてやって来たサイボーグ!何やら“I'll be back”と聞こえてきそうな設定ですが、その“要素”もちゃっかりと頂いちゃっていまな。(笑)笑いや感動を程好く織り交ぜた物語は、何やらメビウスの帯・・・!?然程期待せず観てみましたが、退屈する事無く見入る事が出来ました。綾瀬はるか小出恵介の配役が良いですね。最近、活躍の著しい2人ですが、この作品においても持ち味を遺憾無く発揮しております。MISIAの歌う主題歌『約束の翼』も、何気に耳に残りました。
“愛なのか、プログラムなのか”か・・・う〜ん、どっちだ!?(?▽?)
僕の彼女はサイボーグ 愛なのか、プログラムなのか
製作年: 2007年
製作国: 日本
配給: ギャガ・コミュニケーションズ
スタッフ: 監督・脚本: クァク・ジェヨン
プロデューサー: 山本又一朗 / チ・ヨンジュン
撮影: 林淳一郎
音楽: 大坪直樹
主題歌: MISIA
キャスト 綾瀬はるか
小出恵介
桐谷健太
吉高由里子
斉藤歩
田口浩正
遠藤憲一
小日向文世
吉行和子
竹中直人


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2008年06月04日

アフタースクール

アフタースクール甘くみてると、
ダマされちゃいますよ。

内田けんじ監督が贈る、エンターテインメントな大人の放課後!

神野(大泉洋)と木村(堺雅人)は、中学校時代からの親友同士。神野は母校で教鞭を執り、木村はエリートサラリーマンである。
夜中、身重であった木村の妻 美紀(常盤貴子)が産気づく。が、木村は仕事に出たきり帰らない。連絡を受けた神野が、慌てふためきながらも病院へと送り、無事に出産を迎えたものの、木村は相も変わらず現れず・・・。
人心地がつき、部活動のため夏休み中の学校に出勤した神野を、同級生の島崎だという怪しげな探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。木村を探しているという探偵から、今朝撮られた物だと神野に手渡された写真。そこには、妻とは違う女(田畑智子)と親しげにしている木村の姿が・・・!衝撃も覚めやらぬまま、神野は探偵の木村探しを手伝う破目に―。

うん、ダマされました。(笑)伏線があり、行き着くところは想像出来ていたのですが・・・そう来たかぁ!!(爆)まあ、同級生(!?)を演じた、大泉洋佐々木蔵之介堺雅人の味な演技が良いですよね。善人と悪人の区別が判然としない、怪しく刺激的な大人の放課後を、見事に演出してくれました。何やら、途中で結末の見える2時間ドラマ的なミステリーに飽き飽きしていた昨今、なかなか楽しませてくれる作品でした。(^▽^)
アフタースクール 本当の関係は?
製作年: 2008年
配給: クロックワークス
スタッフ: 監督・脚本: 内田けんじ
プロデューサー: 大岡大介 / 赤城聡 / 大西洋志
撮影: 柴崎幸三
照明: 吉角荘介
編集: 普嶋信一
音楽: 羽岡佳
キャスト 大泉洋
佐々木蔵之介
堺雅人
常盤貴子
田畑智子
北見敏之
山本圭
伊武雅刀


posted by 神之峰 風斎 at 00:14| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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